【第4弾】プレミアリーグ今季ブレイク注目選手 ルベン・ロフタスチーク


台風11号が関東に迫っている中ですか、この選手も今季のプレミアにおいて台風の目となる可能性を大いに秘めている選手です。

チェルシーに所属する19歳のイングランド人MFルベン・ロフタスチークは8歳の頃からチェルシーに所属しプレーする生え抜きです。
過去にはU16イングランド代表の主将としてプレーしたり、15歳の時からユースで主力でプレーするなどチェルシーが丁寧に育てあげた下部組織出身のホープです。
ブラウンソランケなど、近年は多くの有望株が生まれているチェルシーユースで頭一つ抜けた存在として早くからトップチームの目に止まっていました。


そんなロフタスチークは昨季1月末のシティ戦でプレミアデビューを果たしました。その後プレミアで2試合に先発出場すると、アザールやセスクやオスカルやウィリアンといったプレミア屈指の実力者が揃う中盤で違和感無くプレーをし、一気にその名を広めました。


本職はボランチで、長い足と読みの鋭さを活かしたパスカットや水準以上のフィジカルを駆使した守備能力の高さと、柔軟なボールタッチから生まれるテンポのいいドリブルとパスで攻撃でも貢献できる、19歳とは思えないスキルフルな選手です。
中でもボールを奪ってから密集地帯を絶妙なボールタッチで難なくすり抜け前線にドリブルで持っていく一連のプレーは圧巻です。敵に囲まれながらもプレーの精度を落とすことなく、状況を変えてしまうプレーは、チェルシーで同ポジションでプレーするミケルやラミレスやマティッチにはないテクニックの持ち主であることは間違いないでしょう。


しかし、6月の上旬に行われたシドニーFCとの親善試合では、ロフタスチークは途中出場にもかかわらず途中交代をモウリーニョに告げられました
自分のテクニックへの過信か、格下相手が原因か、ロフタスチークはプレスが甘かったり、見方がボールを奪うのをただ待っていたりとハードワークに欠けていました。
11人全員でのハードワークを重要視し、チームプレーを重んじる名将はチーム期待の新星にも例外は与えませんでした。試合後の記者会見でロフタスチークのプレーを公で批判したのは、彼への期待の表れともいえるでしょう。


テクニシャンタイプの選手は往々にして守備を怠ったり、あまり走らなかったりする選手が多いです。ですがトップクラブにもなれば当然守備もハードワークも求められます。チェルシーに残ることはそれほど難しいことを意味しているのです。
昨季のレアルのイスコは攻撃面がフューチャーされがちですが、彼は懸命に相手選手に食らいつき、最終ラインに戻ってまでDFを続けていました。イスコのような世界屈指のテクニシャンでもその部分を怠ることはありません。


ロフタスチークに求められるのはこう言ったハードワークでしょう。
ここが改善出来ればますます完成度の高い選手になることは間違いないです。逆に19歳の時点で守備やハードワークの部分を要求されるということも、やはり周りの彼への期待が大きいこと表しています。
ロフタスチークが近い将来チェルシーにとって不可欠な存在になる可能性はかなり高いです。あの時叱ってくれたモウリーニョのおかげだ、、、なんてことも狙ってモウリーニョは早めに叱ったのかなあとも思います。
同じチームにはセスクというテクニシャンや、マティッチやラミレスというハードワーカー、ミケルというアンカーがいるので先輩たちから多くのことを学んでもらいたいですね。


皆さんも今季は1度ロフタスチークのプレーを見てみることをお勧めします。
「おお!こいつうまいな」
となること間違い無し!!




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