ICCシティ対レアル戦を振り返る!!


昨日の19時から行われていたインターナショナルチャンピオンズカップのレアル・マドリーマンチェスター・シティ戦を見たのですが、その試合のレビューをしようと思います!


オフシーズンにこんなビックカードが行われるのは凄いですよね。。
チームだけ見ればCLの決勝トーナメント並みのカードです。コンディションや負傷などの影響で完璧なベストメンバーというわけではないですが、にしても豪華なカードですね。
メルボルンクリケットスタジアムには10万人近い観客が訪れ、CR7のユニフォームを中心に関連グッズの売り上げや、放映権料はオフのそれにしては莫大な売り上げを出しているでしょうね
さて昨日試合に関してですが、何といってもレアルの攻撃陣の成熟ぶりが光りましたね。
シティもスターリングを加えての攻撃の形が少しは見えましたが開幕2週間前にしてはやや体が重いなあという印象でした。まあトレーニングの負荷をここら辺がピークになるように持ってきているんでしょうね!試合は4対1でレアルの圧勝でした。とりあえずスタメンを整理します


昨日のスタメンです ()内はゴール数
シティ
GKハート
DFサニャ、デナイヤー、ハンフリーズ、コラロフ
MFヤヤ(1)、フェルナンド、デルフ、ナスリ、シルバ
FWスターリング
交代選手
クリシー、スクリー二、イヘアナチョ、マルコス、ナバス、ジェコ、ロバーツ


レアル
GKナバス
DFカルバハル、ぺぺ(1)、ラモス、マルセロ
MFクロース、モドリッチ、イスコ
FWベイル、ベンゼマ(1)、ロナウド(1)
交代選手
ダニーロ、ヴァラン、ナチョ、アルベロア、カゼミロ、シウヴァ、チェリシェフ(1)、ヴァスケス、へセ、ジョレンテ


レアルのガチさがやばいですね。ファンはスタメン発表のアナウンスを聞いて相当興奮したでしょうね。シティはコンパニーが故障、サバレタがバカンスなのもあってDFラインがベストを組めていませんでしたね。


それでは試合内容を振り返りたいと思います
プレミアのブログなのでまずはシティから。
DFラインに関してはデナイヤーと16歳のハンフリーズという新たな顔ぶれもいたせいかラインコントロールがバラバラでしたね。後半はやや修正されていましたが、今年もコンパニーに対する負荷は大きくなりそうです。マンガラの調整具合がどのくらい見たかったのですが最後まで出場がなかったのはやや残念です。
サニャの守りは安定していましたが、アーセナル時代のような積極的な攻めは見られるず、セーフティなプレーが目立ちましたね。右サイドからの攻撃がナバスの縦突破1パターンでした。
デナイヤーはフィジカルとスピードに関してはシティのDF陣でもトップクラスですが、安定感にまだ欠けていました。ハンフリーズに関しては経験不足が否めないです。まだ16歳ですし仕方ないですが、まあローン移籍をすることになりそうですね。


コラロフはサニャと違い攻撃面でよくやっていました。別にそこまで効果的ではなかったですが。ロングボールを後方から出せるのは彼くらいなので攻撃の緩急をつけられそうだなあと改めて思いました。ロナウドに決められた時のマークミスはいただけないです。途中からクリシーが入りましたが身体のキレは良くなかったです。

(c)getty

フェルナンドは時折フィルターの役割をしていましたが、んー、微妙でした。
デルフが途中怪我で抜けましたが、去年までにシティにはなかった躍動的なプレーが加わりましたね。中盤の深い位置から前線にサイドに広く動き回ってチームにリズムに加えていました。

シルバの仕上がり具合は上々でした。あと2週間で開幕に向けて盤石な仕上がりをすることが出来るでしょう。トゥーレはまあまあキレは良かったですが、移動範囲が少ないし守りにあまり戻らないのでコンビを組むボランチは運動量と守備力を高く求められるでしょうね。フェルナンドだと、、
ナスリもボールロストが多かったですね。。中に切れ込むのか、縦に突破したいのかはっきりしないプレーが多くて足元でもたつくことが多かったです。ナバス良かったですよ。やることがはっきりしてて。もっと早い段階で崩しの起点をナバスのサイドにおいてシルバと絡む回数増やせていたらなあという感じでした。
そしてスターリングですが、局面で違いを生み出せる能力はさすがですね。シティはいい補強をしました。レアルの守備ブロックが良くて消える時間もありましたが。
今季のスターリングは激しいブーイングさえ耐えきれば、シティでは活躍できそうな気がしましたよ。

(c)getty


レアルに関してはこの前のローマ戦からのリカバリーの早さがさすがでした。4得点の攻撃陣がフィーチャーされがちですが、守備の整い方が優れてました。
DFの4ラインとボランチの間の感覚がほとんどなくて、バイタルエリアを消した守りができていました。守備ブロックが整えられたのはベニテスの手腕といっていいでしょう。ローマ戦からの一週間で猛練習したんでしょうね。シティの攻撃陣はファイナルサードで苦労していました。ラモスのハンドによるPKの1点だけでした。


シティは開幕まで2週間ですから、そろそろメンバーを揃えて本調子で臨めるようなトレーニングをしてチーム作りの佳境に入るべきです。今回の敗戦を引きずらず、シティらしい攻撃的なサッカーを出来るように最後の調整に期待します!



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