岡崎の加入したレスターFCって??クローズアップ レスター!



今季日本代表FWの岡崎慎司選手がマインツから移籍しましたレスター・シティについては皆さんもうご存知ですよね??4年契約の1000万ポンドで移籍が決まりました。


でもレスターってどこ?強いの?岡崎出れるの?何なのマジで?
など色んな疑問があると思います。今日も大学の後輩に「レスターってどんな感じなんですか?」など聞かれました。なので、今回は皆さんの疑問が少しでも解消されるように私の持っている限りのレスターに関する知識を用いて皆さんにレスター・シティについて紹介したいと思います。


1884年に創立されたレスター・シティは、創立以後イングランドのフットボール界において中々日の目を浴びることがありませんでした。ちなみに過去には現在浦和レッズの阿部勇樹選手も在籍しました。昨季はプレミアリーグで14位でフィニッシュしましたが、てっきり私は降格の筆頭だと思っていました。なぜならレスターは昨季イングランドの2部リーグにあたるフットボールリーグチャンピオンシップ(FLC)からプレミアリーグに12年ぶりに復帰してきたチームです。この12年の間にチームはイングランド3部のフットボールリーグ1(FL1)に降格したこともあります。その歴史からすると昨季の14位は頑張った成績だと思いました。


そんなレスターに岡崎選手を呼んだのは、イングランド人監督のナイジェル・ピアソンです。しかしそのピアソン監督はすでにレスターを解任されています。
彼はマインツ時代から岡崎選手のことを非常に評価しており、「完璧な選手」と称していました。イングランドの記者の中にもレスターをプレミアに残留させた手腕を評価する方も多かったです。そんなピアソンはエヴァートンのジェイムズ・マッカーシーと試合中にトラブルになったり、レスターのフロントと揉めたりとやや情緒不安定でした。戦力的な解任というよりはそこら辺の、クラブとしてはなるべく隠したいなあ、というところが解任の真相でしょうね。


さて、このニュースを受けて岡崎選手の状況はどうなるでしょうか???


ピアソンは昨季戦力の乏しいレスターの選手をうまくやりくりして戦ってきました。岡崎選手とレギュラー争いをするであろう選手は数人います。

アルゼンチン出身のレオナルド・ウジョアはチームの絶対的なエースとして37試合に出場し11得点を挙げました。彼の持ち味は186cmという長身を活かしたゴツゴツしたプレーです。如何にもイングランド人が好むプレースタイルです。正直下位クラブだとプレミアの上位チームとの差は歴然で、中盤で巧みにゲームを組み立てるなんてことは中々上手くいきません。そんな時多くのクラブは大体中盤を省略して前線にロングボールを放り投げます。そんな時にロングボールを収められるタイプが彼という訳です。あと彼は結構体が柔らかいのかシュートのモーションが柔軟で得点パターンがまあまあ多いイメージがあります。
個人的には9位のストークシティでプレーするのも面白そうです。ストークこと、ポッターズはゴツゴツしまくりますよ。2mや1、9mの選手いますから。


今年の5月に初めてイングランド代表の招集を受けたジェイミー・バーディは今27歳でサッカー選手として最も脂がのっています。彼の持ち味は、んーー、、、がっつ!!です。これは本当で、彼はウジョアが前線で構えている周りを精力的にランニングして味方からのボールを引き出し続けるセカンドストライカータイプの選手です。彼がいるいないでは前線に集まるボールの回数が大きく違うと思います。それだけ走れる選手です。しかも下位に沈むレスターでウジョアに次ぐチーム2位の5得点はまずまずです。走ってチームに貢献できるしある程度得点も決めれる。というイメージの選手です。彼は岡崎選手とレギュラー争いをすることになるかもしれません。


他にも元イングランド代表のデイビット・ニュージェント、クロアチア代表FWアンドレイ・クラマリッチ、アルジェリア代表リヤド・マフレズなどライバルは結構います。。
ニュージェントは昨季ヴァーディと同じく5得点を挙げました。彼はウジョア同様最前線で勝負する選手で昨季はウジョアの牙城を崩せませんでした。
クラマリッチはクロアチア期待の若手FWですが、昨季は13試合2得点と序列はやや低いです。
マフレズはFWではなく、ヴァーディのようなセカンドトップに近い選手です。スピード豊かでサイドでの起用も多いですね。


まとめると、
1トップの場合はウジョア、トップ下にヴァーディとマフレズ、控えにニュージェントとクラマリッチ
2トップの場合はウジョアとヴァーディ、控えにニュージェントとクラマリッチ、マフレズは中盤のサイド


という感じです。
岡崎選手はウジョアと最前線のポジションの争うのか?ヴァーディ、マフレズとセカンドトップを争うのか?ニュージェントやクラマリッチとベンチを暖めるのかいうのが予想されます


言ってもまだ誰か別のクラブに移籍することもあるでしょうし、もしかしたら更に誰かを獲るかも分かりません。


そしてもっと怖いのは新しく来る監督が誰でどんなサッカーを志向するのか、それによって選手の配置や補強はまた変わってきます。過去にも即戦力として取られた選手が、監督解任とともに新たな監督の元では戦力外の扱いを受けるということもよくあります。怖いなあ。


そんなこと言っても仕方ないので、岡崎選手の新天地での活躍を僕はひたすら願っています。
今季はレスターの試合もなるべく見ますね






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