リヴァプール 19-20シーズンの講評


1〜10の10段階で評価していきます



GK アリソン・ベッカー 8.5
広い守備範囲と抜群の反射神経であらゆるストライカーを絶望させた。
アリソンなら、色んなお母さんが安心して赤ちゃんを預けられると思う。
レフ・ヤシントロフィーの初代受賞者の称号は、更なる評価の向上と神格化に一役買った。


GK アドリアン 6.0
そもそもフリートランスファーで獲得出来たことにもっと驚いてよ!と言いたい。
ちょっと前はプレミア屈指のキーパーですよ?長らくハマーズにいたので英語も話せるし明るいキャラだし、トルコに行った奴よりもいいとこばっかり!


DF ファン・ダイク 9.0
完全無欠の最強CB。ほんとに、ほんとに一生の内に一度マッチアップしてみたい。目瞑っても取られそうだけど。
ってくらいもう説明不要ですよね。


DF ジョー・ゴメス 7.5
4つのタイトルを獲得し遂にワールドクラスの座が見えてきた。対人の強さとウインガー並みのスピードに素晴らしいボール扱い。
あとは空中戦をもう少し得意になれれば。


DF アレクサンダー・アーノルド 9.0
前人未到を1人行く右SBの司令塔。芸術的なクロスで観客を魅了し、生まれ育った街に多くの歓喜をもたらした。
シーズン通してプレーにもムラがない優秀な心身を持つ、数年後のキャピタン。


DF アンドリュー・ロバートソン 8.5
現代の左SBで間違いなく世界一。ハードマークでボールを刈り取り、90分間途切れない全力ダッシュと高精度のクロスで左サイドを制圧。ロバートソンにトラウマを持つ右サイドの選手は多いと思う。
決してエリートでなく成り上がりなのも愛着が持てる。


DF ジョエル・マティプ 5.5
すっかり第3CBに。ここ数年のリヴァプールに多大な貢献をしたが、ゴメスの怪我がなければ出番はほぼなし。ロブレンと対照的にドレスルームでは静かで、トロフィーリフトも結構後半まで待っていた。


DF デヤン・ロブレン 5.5
良くも悪くも間違いなくリヴァプールにとって必要な存在だった。今夏にロシアへ飛び立つが、ピッチでの熱いファイトとドレスルームでの明るいキャラクターは僕らの心に残り続ける。サラーは親友を失ったね。
ゼニトでもインスタライブたまに見るね。


DF ネコ・ウィリアムズ 6.0
攻撃センス溢れる期待の右SB。アーノルドの牙城はだいぶ高いが着実な進化でクロップの信頼は厚く、コロナ明けはほぼベンチ入り。8歳から11年間リヴァプール。


MF ジョーダン・ヘンダーソン 8.0
プレミアトロフィーのリフトアップ時はリヴァプールのレジェンドになった瞬間でもあった。
かつて曲がらない背中をファーガソンに批判された男は、ジェラードと共に今後も長く語り継がれるであろう偉大なキャピタンへと成長した。


MF ジョルジニオ・ワイナルドゥム 8.0
無尽蔵のスタミナと屈託のない笑顔は皆んなを幸せにする。今季の成功になくてはならない存在だった。以外とアシストは少ないけど。だからお願いだから契約延長してください、、、。


MF ファビーニョ 8.5
2年目のジンクスなんたるや、既にプレミアを熟知した感もある。プレミア屈指のアンカーの座はカンテから既に彼の手に移ったかと思う。細長いのにどうしてあんなに強いミドルを突き刺せるんだ。


MF ジェームズ・ミルナー 6.0
リーズ時代を知る人はもう少ない。
出番も減ってるけど、やっぱりなくてはならない存在。
ヘンダーソンが取り上げられるけど、近年のリヴァプールの成功にはミルナーの貢献がどれだけ大きかったかも記者の方は書いて欲しい。


MF オックスレード・チェンバレン 6.5
大怪我を乗り越え、クロップお気に入りの飛び道具へと進化。2年経っても、「ケイタよりチェンバレン」なのは大方の意見のはず。


MF ナビ・ケイタ 5.5
12月と最終節に大きなインパクトを残したが、シーズン通して印象はまだ薄いまま。やっぱりクロップのスタイルにマッチするとは思えず、換金して新戦力を迎えた方が合理的に思えるが、、、。


MF 南野拓実 5.0
期待値の高さを考えると出来は不十分。クロップはずっと庇っているけど、それがプレッシャーではなく奮起に繋がってもらえば。


MF アダム・ララーナ 5.0
走力と技術で成し上がったララーナにとって、近年の怪我による運動量の低下はほんとに残念。アンフィルールドでのたくさんの称賛と思い出を胸に、中盤にフレアを求めるブライトンに移籍した。


MF カーティス・ジョーンズ 6.0
FA杯では最年少キャピタンを任されたり、プレミアでも徐々に出番をもらい、ブレイクの準備は整った。
若くても冷静さを持っているのは過去のアイブやスピアリングにはなかった長所。


FW ロベルト・フィルミーノ 7.5
ホーム1得点はあまりに寂しいが、それでもよしとしたい。もはや両ウイングだけでなく、チーム全員を操るフォルス9。
どんなに研究してどんなに話を聞いても、誰もロビーの90分は真似できないと思う。


FW サディオ・マネ 9.0
リヴァプールと言えばサラー。だった2年前から不屈の精神と努力で同等、もしくはそれ以上の存在へと進化。
守備に奔走したり、母国へ寄付をしたり、ほんとに万人に愛される選手。


FW モハメド・サラー 8.5
3年連続の20ゴール超えを果たし市場価値はさらに高騰。決定力はもちろん独力での突破も抜群。そして意外にも二桁アシストもマーク。けどオールマイティなファラオには常に移籍の匂いを感じてしまう。


FW ディボク・オリギ 5.0
どうしてこんなにムラがある?マネを見習いなさい。トロフィーリフトの時最後にピッチを出たのはサヨナラの挨拶なのかな。


FW ジェルダン・シャチリ 4.5
カウンターが不得意でかつ足下で受けたがるスタイルにクロップは等々嫌気がさしたのか、シーズン通して全く起用されず。


監督 ユルゲン・クロップ 9.5
愛情と厳しさで息子たちを一人前の男に成長させたクラブ史に残る偉大なボス。
選手に信頼され、ファンに愛され、記者に嫌われず、ほとんどのゲームで勝ってみせた。






※サラーは今季19ゴールなので3年連続20ゴール以上ではありませんでした。すみません。

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