8月のプレミアを振り返る!


お久しぶりです!


長らく記事を書いていませんでしたが久々に書いています



多分今回めちゃくちゃ長いです笑



今回は開幕から4試合を消化したプレミアリーグについて振り返ろうと思います。昇格組の検討やビッククラブのつまずきなど、開幕前には予想もしなかったサプライズやショックが起こっているプレミアですが、首位から順に注目チームを見ていきましょう



まずは4連勝で絶好調のシティ
スターリングはまるで元からシティにいたかのようにすぐさまチームにフィットしました。シルバ、トゥーレ、アグエロは軒並み好調で、スターリングとの連携もバッチリです。ナバスも近年では最高ともいえるハイパフォーマンスを披露しており4連勝を支えています。控えのナスリとボニーも腐ることなく、シティというグループの中で自分の役割をしっかりと理解してペジェの攻撃サッカーを密かに支えています。
後ろを見ても、サバレタの負傷が心配でしたがサニャがそこを上手くカバーしています。攻撃での貢献度は極小ですが、守備での貢献は高いですよ。オタメンディの加わったCBは楽しみですね。マンガラが昨季の不評を取り払いつつある中、果たしてオタメンディ加入で出場機会は減るでしょうか。マンガラは試合に出ながらコンディションを高めていくタイプだと思うので、急遽負傷でマンガラGO!となった時どんなプレーするかマニアックに楽しみです笑


縦に速いサッカーは健在ですし、ファイナルサードで違いを作れる選手も豊富なので今のシティはちょっと止められないですね。



岡崎選手の所属するレスターも非常に好調です。今夜にユナイテッドが試合をしますがそれまでの暫定で3位につけています。今はラニエリが何を言っても正しいかのように思えてしまいますがこういう時こそ冷静にレスターを分析しましょう


2トップの岡崎、ヴァーディと左右のワイドのオルブライトン、マフレズを中心にしたスピーディな攻撃を展開しています。その中心はやはり今期ブレイク中のアルジェリア代表MFリヤド・マフレズでしょう。ややボールを持ちすぎな感がありますが、一瞬のクイックで相手DFを外し素早い振り足でシュートを放ちここまで4ゴールを挙げています。レスターでボールを持ったプレーヤーはまずマフレズの位置を確認するように、彼のキープ力と得点力がレスターの3位に大きく貢献してるのは間違いないです。


岡崎選手とヴァーディの2トップは非常によく機能しています。2人とも走るタイプの選手なので前線で孤立することもなく、常に片方は2列目に降りたりボールサイドの流れて数的優位を作る動きをしていますし、そういうプレーの精度が高い選手たちなので補完性が高いです。オルブライトンも精力的にサイドを突破して攻撃に貢献しています。


ただDFはヒヤヒヤです。。
センターのモーガンフートはフィジカルは強力ですが瞬発力がないので振り切られるシーンが多いです。ライトバックのデラートを含めた右サイドはマフレズが守備をしない上にデラートもそこまでDF力は高くないのでこのサイドから崩されることが多いですね。
何にせよ4バックの足元の技術が乏しいのに何故かラニエリがクリアをせずにボールを最終ラインからつながせようとするので見ていてヒヤヒヤします。開幕から一貫「我々は残留しか考えていない」と発言してる割に、らしくないポゼッションを意識したサッカーをしているので本音では「トップ10行きたいいい」とかなんでしょうかね。



リヴァプールアーセナルユナイテッドは、獲得しているポイント以上にサッカーの内容が伴っていません。3チームに共通するのは得点パターンが見いだせないことが多いです。崩し切れない、最後の精度が低い、中盤のボールロストが多いなど本来のビッグ4とは言い難いです。各チームに攻撃のキーマンは存在していてチーム内での役割も決まっているんでしょうが、周りの選手と合わないシーンが多いです。
リヴァプールはコウチーニョがまさにそうですし、アーセナルは攻撃のリズムや質は高いんですがゴールまで中々行かない、ユナイテッドはルーニーにストライカーとしての迫力がもうないし、デパイは少し慌ててるかな。。
いい選手はいるし、どの試合でも大抵はポゼッションで上まるはずなので、特に最後の精度を高めて流れに乗って欲しいですね。今季は中堅クラブも強力なのでうかうかしてられないですよ



昇格組の3チームは割といいですよ。ボーンマスカラム・ウィルソンが早くも値札を上げてるし、ノリッジレドモンドブレイディがいいですね。ボーンマスは11位、ノリッジは1試合残して10位と中々です。ボーンマスのエディ・ハウ監督のようなイングランドの青年監督が今後の代表を背負って欲しいですね。スワンズのギャリー・モンクとかね。

反対にワトフォードは3分1敗と波に乗れません。夏の大量獲得で一気に戦力UPした感じがありましたがこのままだとQPRと同じ道を辿りそうで心配です。選手同士の連携が取れてない場面が多いです、数少ない残留組の選手たちの連携で上手くやってる感がありますね



サウサンプトン、ストーク、スウォンジー、クリスタルパレスの4チームは昨季中位でフィニッシュし、今季の更なる飛躍が期待されていましたがここまで明暗が分かれています。


キャバイエサコザハなど優れたアタッカーと司令塔が巡り合った今季は攻撃が非常に機能しています。両ワイドの突破力とそこに通すキャバイエのスルーパスで勢いのある攻撃を生み出し、ここまで3勝1敗の2位につけています。デラニー、ダン、ウォード、スアレの4バックも完成度が高くてセットプレーにも強いです


マルセイユからアユーが加入したスワンズは攻撃陣の好調ぶりが光っています。モンテーロがプレミア最速クラスの突破力でサイドを切り裂き、アユーとゴミスが高い決定力を示し、シグルズソンも健在。キソンヨンの怪我が痛いですがシェルビーもスケールの増したボランチになりましたね。1試合残して8位につけ、今夜ユナイテッドに勝てば4位に順位を上げます。絶対見ます!


対照的にサウサンプトンとストークは苦しんでいます。セインツは1試合残していますが、両チームとも勝ちがない状況です。セインツは放出分を埋められていない感が、ストークは新戦力がマッチしていない感があります。まあでも1ヶ月まだ様子を見ましょう



問題はチェルシーですよ

ICCやコミュニティーシードの時からどうもパッとしないなあと思っていましたが、今季のチェルシーにはマンネリ感というか新たな刺激が足りないせいかどうも選手たちがモヤモヤしてます。少数精鋭を
貫くモウリーニョですが、それは逆にイヴァノビッチやセスクやマティッチやアザールやウィリアンやコスタにレギュラーを確約しきっているかのようで、気合というか100%のエンジンが入ってない選手が多い気がします。コスタは明らかにコンディションが昨季より悪いし、イヴァノビッチはスピード不足が顕著になってきました、マティッチの縦パスが通る回数も少ないですね。でもペドロの獲得は非常に大きいですし、オスカルが復帰すればまた何か変わるはずなので期待します。
個人的にはファルカオよりもレミーの方がいいと思うし、怪我なんか分かりませんがモーゼスも使って欲しいです。



まだ4試合しか消化してませんが早くも魅力的なゲームが行われており目が離せませんね!

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