過去2年間でプレミアリーグ１４試合３得点だったハリー・ケインが昨季３４試合で２１得点を上げたり、６年前まで７部のチームでレンガ職人として働いていたチャーリー・オースティンが初挑戦のプレミアで３５試合１８得点を挙げるなど昨季も多くの選手が飛躍しましたね。

僕も色々とプレミアの試合やニュースは見ている方ですが、まさかケインやオースティンがここまで大ブレイクするとは思いませんでした。。これに関してはイギリスの記者の方たちも予想できなかったんじゃないですかね。
この２人のブレイクをシーズン前に予想していた記者たちは、さぞかしいい気分で２人の記事を書いていたんでしょうね。

そんな訳で、シーズン開幕前からブレイク候補選手の記事を書いて、見事予想を的中！という自己満をしたいので僕の考える今季のブレイク候補の選手を、タイトルの通り第1弾として定期的に書いていこうと思います。
プレミアリーグが好きな皆さんにも、なるほど！と思ってもらえるように書いていきますね

まず僕がブレイク候補に挙げる選手は、

トッテナムのイングランド代表MFのライアン・メイソンです
スパーズの下部組織出身のメイソンは１７歳の時にUEFAカップでデビューを果たし、前年にプレミアで１１位に終わったチームを救うホープとして多くの期待を寄せられました。しかしそんな期待は１７歳の彼には大きすぎたのか、その後様々な下位リーグのチームで約５年間ものレンタル生活を繰り返します。

現QPRのDFスティーブン・コーカー、イングランド代表MFアンドロス・タウンゼント、アルジェリア代表MFナビル・ベンタレブ、上で紹介したハリー・ケインなど、メイソンがプレミアデビューを果たす前に、共にトッテナムユースで凌ぎを削った仲間たちは次々とプレミアデビューを果たしたり代表にも名を連ねるなどの活躍をしていきました。
メイソンはトッテナムで試合に出れない日々が続きましたが、新監督に就任したマウリシオ・ポチェッティーノ監督は彼の眠れる才能を見出し、衝撃の１７歳デビューから実に６年、ついに昨季念願のプレミアデビューを２３歳で果たします。

彼のプレースタイルはイングランド代表やユナイテッドでプレーする名ボランチ、マイケル・キャリックに似ている気がします。

基本的には中盤の底でパスを回して試合のリズムを作りつつ、正確なロングボールを前線の選手に供給し、守備の局面では体を張って守ったり事前にピンチの芽を摘むことがプレーのベースです。いかにもモダンなボランチという印象です。
時折見せる正確なミドルも相手チームとっては十分脅威になるレベルです。
私が昨季の彼のプレーを見て印象的だったのは、どのチームとの試合か忘れてしまったのですが、ペナルティエリア近くでボールを受けたメイソンが下部組織時代から共にプレーしているハリー・ケインへ、相手DFが誰も反応できない完璧な１本のループパスを通してゴールをお膳立てした場面です。
プレーのベースはチームを安定化させることですが、機を見て前線に顔を出し芸術的なパスを出せる攻撃のセンスも秘めていることを示しました。

今年の３月には活躍が認められイングランド代表デビューも果たしています

昨季５位に終わったスパーズが、CLの舞台に戻ってくるには大エースケインの活躍はもちろん、このメイソンが如何に中盤の底をオーガナイズ出来るかにもかかっています。スパーズユース出身の２人がチームを牽引し、ホワイトハートレーンに歓喜をもたらすのを期待しましょう。

ブレイク注目選手第1弾はこんな感じです！
開幕までに何人紹介出来るか分かりませんが、私の気になっているブレイク候補の選手をなるべく紹介できるように頑張ります！

最近は多くの方に見てもらえてとても嬉しいです！ありがとうございます！

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