リヴァプールが大好きなので選手紹介⑥FW編


ダニエル・スタリッジ、ディボク・オリジ、ダニー・イングス、クリスチャン・ベンテケ、、、、(マリオ)


リヴァプールには非常に多くの異なる特徴を持ったFWが所属しており、クロップは頭を悩ませていることでしょう。就任以降、そしてドルトムント時代も考えてクロップがトップに2人の選手を置くことは可能性が低いと思われ、1トップを基本にするはずです。


つまり交代出場を考えても毎週多くて2、3人。試合によっては1人しか起用されないことも十分に考えられます。



そんな厳しいレギュラー争いを勝ち抜くのは誰なのか、一人一人を見ていきましょう





FW15 ダニエル・スターリッジ イングランド 26歳

決定力 9
キープ力 10
ポストプレー 6
空中戦 6
ラインブレイク 7
アジリティ 8
プレッシング 4


シティユースからチェルシーに引き抜かれワイドの選手としてブレイクしたスタリッジを本職のセンターで起用することを条件にリヴァプールが獲得したのは2013年の1月でした。
今思えば、その時の1200万ポンドというコストは破格の安さだったと感じます。
抜群のキープ力と緩急の鋭いドリブル突破、難易度の高い連携プレーを難なくこなして相手DFを攻略し、破壊力抜群の左足から放たれる正確なシュートで何度もリヴァプールに勝利をもたらしてきた英国屈指のストライカーです。
スタリッジのように足元の技術に優れるFWは、サイドに開いたり中盤に降りてボールを受けようとする選手が多いですがスタリッジはそこまで自分のポジションから離れず常にボールを受ける役割をしてくれるタイプのFWです。ボールを触ってリズムを作るタイプの選手なので劣勢時には前線で孤立してしまい、プレスをそこまでかけるわけでもないので仕事をしてくれる日とそうでない日の差が激しいところもあります。それでもボールを受ければ何かしてくれる期待はリヴァプールのFWで一番持てますし、多くの選手が彼を信頼してボールを集めるのでリヴァプールの前線には決して欠かせないプレーヤーです。
また、ゴールに対する意識が非常に強い割に決定機ではとても冷静で、簡単なシュートから難しいシュートまで、練習の延長のようにスターリッジはこなします。
元日本代表FWの釜本氏がストライカーはハンターのようにゴール前では冷静・冷徹になれと仰っていましたがスターリッジはその意味ではハンターのようなメンタルも持ち合わせています。
スターリッジの難点はもはや誰にも明らかでしょう。彼がシーズンを通して健康体を維持できたことが私の記憶にはないです。長期の離脱をすることもあれば、1・2週間単位の軽傷を何度か起こしてしまうなど、現代のサッカー界でも故障が多い選手のかなり上位に入る選手です。原因は色々あると思いますし、医者でないので断定は出来ませんが、彼の左足一本のプレースタイルが少なからず影響していると思います。
トラップやドリブルやシュートなどほとんどのプレーを左足だけでこなし、緩急をつける際のダッシュも左足からギアを入れることが多く、筋肉に疲労が溜まりやすく慢性的に肉離れや痙攣をしやすい足になっているんだと思います。長身の割にそこまでフィジカルコンタクトに長所があるわけではないのでプレミアの屈強なDF陣との接触プレーではバランスを崩しやすく、当たりどころが悪いとすぐに足を抱えてピッチで悶える姿を目にします。
本人も少なからず怪我への恐怖やトラウマがあるのか年々無理なコンタクトプレーを避けるようになっているとも感じます。なので前線からのファーストプレスや、体を張ったポストプレーを彼に期待することは少々酷です。この弱点をオリジやベンテケはクリアしており、中でもオリジはそのクオリティが素晴らしいので、今季のスターリッジは果たしてレギュラーを獲得できるのか、健康でいられるのか、注目したいです。




FW27 ディボク・オリジ ベルギー 21歳


決定力 7
キープ力 8
ポストプレー 9
空中戦 8
ラインブレイク 8
アジリティ 7
プレッシング 7



FW28 ダニー・イングス イングランド 24歳


決定力 8
キープ力 6
ポストプレー 5
空中戦 4
ラインブレイク 9
アジリティ 9
プレッシング 6



FW9 クリスチャン・ベンテケ ベルギー 25歳


決定力 7
キープ力 8
ポストプレー 10
空中戦 10
ラインブレイク 3
アジリティ 5
プレッシング 3







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